神棚 御宮

【神棚とは】
主に神道において、家や事務所などにおいて神札を納め、神を祀るために設ける棚でございます。一般的な神棚は伊勢両宮を祀るもので、小型の神社を模した御宮の中に「神宮大麻」や「氏神札」「崇敬神社の神札」を入れます。一方で、荒神はかまどのある台所の壁へ神札を祀ります。

【設置場所】
神棚はできるだけ明るく清浄な場所、日当たりや風通しもよく、日々拝むのに適した、高い位置に設置するのが良いとされています。方位は南向き、または東向きに設置が基本です。神棚を設置した上に上階の床がある場合は、「雲板」「雲文字」を御宮の上(天井)に貼る必要があります。他にもトイレと背中合わせの場所や、人の出入りの多い扉上などは避けなければいけないと言われております。これ以外にも同じ部屋で仏壇と向かい合わせにならないよう設置して下さい。

檜材 神明宮 1尺五寸

檜材 神明宮 2尺

檜材 箱宮

欅材 神明宮

檜材 荒神宮

檜材 大黒宮

檜材 荒神宮

外宮

【神具】
神境、榊立、灯明、御神酒、水玉、皿等が一般的な神具です。

【神饌】(お供え)

【拝礼とその順序】
神社庁が推奨する神棚への拝礼方法は
「二礼二拍手一礼」であります。

【神饌】(お供え)
神饌(お供え)として、米、酒、塩、水が基本です。その他乾物、野菜、果物、菓子類などが供えられます。
①神前で、やや深い礼を一度
②三歩前に進み、深い礼を二度
③拍手を二度
④深い礼を一度し、三歩退く
⑤やや深い礼を一度して退く